【今週のお題】「#あの店員さんがすごい」~アウトドアショップでのお買い物~

 

今週のお題#あの店員さんがすごい」というテーマで、心に残ったエピソードがあったので書いてみました。

 

 

店員さんとの出会い


わたしがすごいと感じた店員さんはアウトドアショップで出会った女性店員さんです。

当時、キャンプの焚き火で使うナイフが欲しいと思っていて、”頻繁にキャンプしないから、なるべく安くでバドニングができそうなもの”と決めてインターネットでどんなものがいいか探していました。

 

バドニングとは

斧ではなくナイフを使った薪割りのことで、薪をさらに細かく割る作業

 

バドニング

 

インターネットである程度の候補は見つかりましたが、サイズ感や握りやすさなど実際に使うときに大事になりそうな部分は実物を見ないとわからないので、家から少し離れた大きめのアウトドアショップに行ってみました。

訪れたアウトドアショップにはお目当てのナイフがあり、鍵付きのガラスケースに入っていたので、店員さんに頼んで開けてもらう必要がありました。

そのときに出会ったのが、今回のテーマになっているすごいと思った女性の店員さんです。

 

 

店員さんとのやりとり


”バドニングで使えるナイフが欲しい+キャンプ初心者”ということを伝えたうえで、インターネットで候補にしていた商品について、バドニングで使えるか聞いてみました。

店員さんからは、「バドニングするならフルタングナイフのほうが強度があって、ハンドルの根元が折れる心配がなくていいですよ。」と前置きがありました。

そのあと「とりあえずお試しで使うなら、お目当ての商品の方が安いですね。実際にわたし(店員さん)も使っていますが、今のところ折れたことはなく、薪が太くなければ問題なく使えますよ。」と教えていただきました。

店員さんからそんなお話を聞いて、即決でお目当てのナイフを購入しました。

 

フルタングナイフとは

ブレード部分(ナイフの刃)がハンドルの後端まで通っている構造のナイフのこと

 

フルタングナイフ

 

 

その後のお会計時に、「ナイフをキャンプで持っていく際は、銃刀法違反にならないように気を付けて。こういう方法で持っていって、車やカバンに放置しないようにしてください。」ということも教えていただきました。

はずかしながら、当時はそのことを失念していたので、そのことを教えてもらえたのはとてもありがたかったです。

安い商品だったのに最後までとても参考になることを教えていただけて、「いい店員さんだったな~。」とずっと思い出として残っています。

 

 注意

銃刀法では、刃渡り6センチを超えるナイフや包丁などの刃物について、業務や正当な理由がある場合を除いて携帯を禁じられています。
キャンプや釣りの行き帰りなら問題ありませんが、長期間持ち歩くことは認められておらず、車内やバッグ内に置き忘れて摘発されたケースが多くあります。

 

 

買ったナイフの感想


実際に買ったナイフがこちらになります。

買ったナイフ

 

ナイフは問題なくバドニングに使うことができ、切れ味も問題なく、お値段も安かったのでとてもいい買い物になりました。

まだ出番は多くありませんが、壊れない限りこれからも愛用し続けていきます。

 

 

店員さんのどういうところがすごいと思ったのか


店員さんのお客さんの悩みに寄り添った、相手をみがまえさせない、アフターフォローまで入った接客がすごいと思いましたね。

相手の悩みに寄り添って必要な情報を教えてくれるというのは、買う側からしたら非常にありがたいです。

また、他商品と比較しつつ実際の体験談なども教えてくれたので、商品のメリット・デメリットがよくわかり、押し売り感がなかったのも好印象でした。

さいごに初心者ということを踏まえて、これから使う上での注意点など親切に教えてくれたのも、「ここまでしてくれるの!?」と驚きましたね。

 

 

おわりに


以上がわたしの心に残る店員さんとのお買い物エピソードでした。

店員さんと良いやりとりをしてお買い物できると嬉しいですし、客側からするとまたその店員さんから買いたいとリピーターにもなりやすい気がします。

実際アウトドア系の商品を探すときはよくそのお店に行くようになりました。

 

逆に買う側であるわたしも、店員さんの迷惑にならないようやりとりしていきたいですね。

最近、日本に遊びに来た海外の方の反応を紹介する動画をよく見るのですが、海外からすると日本の接客はどこも親切で優しいというコメントを多く見受けられます。

日本で暮らしているとあたりまえな接客でも、海外からしたらすごいことなのだとそのとき気付きました。

より丁寧な接客技術・サービスを受けられると嬉しいですが、接客業に携わる方は皆すごくて、誇っていいのではないかとわたしは思います。